

(左)「ビブロス・アート・ホテル・ヴィラ・アミスタ」(伊・ヴェネト州|ヴェローナ)。(右)「ラ・ソラーナ・ブティック・ホテル」(ウルグアイ|プンタ デル エステ)。

MORDERN LIVING
Source: Tablet Hotels
ミッドセンチュリーモダンの代表的ホテル
ミッドセンチュリーモダンというスタイルは、「流行りだしてからもう何年も経っている」という言い方もできるけれど、「今やデザインの定番となった」という方が正確だろう。ガラスの壁やオープンプラン、光と空間を重視したデザインなど、ミッドセンチュリーが提示したアイデアは、今日の建築構造において当たり前のごとく普及している要素ばかり。デザインコンシャスなホテルに数泊でもしたことがある人なら、知らず知らずのうちに数種類のミースの椅子に腰掛けてみたり、意識せずともイームスのテーブルに携帯電話をポンと置いたりしてきたはず。ここではそんなミッドセンチュリー・スタイルを、特に上手に取り入れたホテル10軒を紹介する。
1.THE STANDARD MIAMI
〜 米・フロリダ州|マイアミ 〜
ミッドセンチュリーモダンのインテリアが、窓から差し込むマイアミの日差しによって一層輝きを増すように見えるのは、この街の黄金期の名残だろうか。「ザ・スタンダード・マイアミ」は、マイアミで栄えた50年代のモダニズムと、同時期に全盛期を迎えた北欧家具をミックスし、近くのコリンズ・アベニューよりも落ち着いた街の一角を演出している。
2.LA SOLANA BOUTIQUE HOTEL
〜 ウルグアイ|プンタ・デル・エステ 〜
1947年に建造された「ラ・ソラーナ」は、今でも生産が続くモダン家具の代表作バタフライ(BKF)チェアのデザイナーの一人で、建築家兼アーバンプランナーのアントニオ・ボネットが手がけた傑作のひとつ。海に面した引戸式のガラスドアや、キャンバスバッグに詰め込まれたふわふわのタオルなど、6つの客室はどれも、インテリア同様にどこかレトロなビーチっぽさを感じさせる空間だ。
1.THE STANDARD MIAMI
〜 米・フロリダ州|マイアミ 〜
ミッドセンチュリーモダンのインテリアが、窓から差し込むマイアミの日差しによって一層輝きを増すように見えるのは、この街の黄金期の名残だろうか。「ザ・スタンダード・マイアミ」は、マイアミで栄えた50年代のモダニズムと、同時期に全盛期を迎えた北欧家具をミックスし、近くのコリンズ・アベニューよりも落ち着いた街の一角を演出している。
2.LA SOLANA BOUTIQUE HOTEL
〜 ウルグアイ|プンタ・デル・エステ 〜
1947年に建造された「ラ・ソラーナ」は、今でも生産が続くモダン家具の代表作バタフライ(BKF)チェアのデザイナーの一人で、建築家兼アーバンプランナーのアントニオ・ボネットが手がけた傑作のひとつ。海に面した引戸式のガラスドアや、キャンバスバッグに詰め込まれたふわふわのタオルなど、6つの客室はどれも、インテリア同様にどこかレトロなビーチっぽさを感じさせる空間だ。