あまりにイタリア的な情熱「メカニケ・ヴェローチ」
Photo Masahiro Goda Text Yasushi Matsuami
一度目にしたら忘れられない4タイムゾーンの強烈な個性、モータースポーツに対するパッション、イタリアブランドらしい洗練されたデザイン性―。これらが形になったメカニケ・ヴェローチのタイムピース。
日本でしか手に入らない限定カラーも充実、ますます注目度を高めている。
日本でしか手に入らない限定カラーも充実、ますます注目度を高めている。
4バルブエンジンのシリンダーヘッドをモチーフとした「クアトロヴァルヴォレ」を引っさげ、イタリアのウオッチブランド、メカニケ・ヴェローチがデビューしたのは2006年のことである。一つのケースに四つの独立したダイヤルを備え、四つの機械式ムーブメントを搭載したこのタイムピースは、たちまち話題の的となった。かつてなかったインパクトのある4タイムゾーン仕様、シンプルなシリンダーケースに息づくイタリアらしい洗練されたデザイン、そしてモータースポーツにインスピレーションを得たテイストが、時計愛好家のみならず、クルマ好きにも強くアピールしたのである。
（右）「クアトロヴァルヴォレ セイフティカー」808,500円。（左上）「クアトロヴァルヴォレ ブレンボ・レッドゾーン」1,837,500円。（左下）「クアトロヴァルヴォレ ファクトリー・レッドゾーン」808,500円。
