
(左)庭から見た南側外観。テラスには深い軒を設け、アウトドアリビングとして活躍するスペースを確保している。(右)明るい日差しが降り注ぐリビングダイニング。温もりのある自然素材を使用した天井と床は、テラスとフラットに連続させ、室内外の境界を曖昧とした。
経年変化により
深みを増す住まい
深みを増す住まい
質感のある素材がもたらす温もり
敷地からディテールの検討まで、リゾートリビング室がトータルで手掛けたK邸は、建築に造詣が深く、フランク・ロイド・ライトの作品を好むオーナーが、家族と週末を過ごすために計画した別荘。理想のイメージを具現化し、多忙な日常をリセットできる平屋建ての住まいを完成させた。
東側に設けたエントランスの先には、明るく開放的なリビングダイニングをレイアウト。広がりのあるワンルームとしているが、床の素材を変える、腰壁や段差を設ける、といった手法により場を分け、各スペースを独立させた。重厚な印象の木と石を中心に、白壁を取り入れた構成で、リビングにはアクセントとして質感のあるレンガ壁を設けるなど、いくつかの素材を絶妙なバランスで配している。経年変化により深みを増す自然素材が、落ち着きのある住まいを実現している。
東側に設けたエントランスの先には、明るく開放的なリビングダイニングをレイアウト。広がりのあるワンルームとしているが、床の素材を変える、腰壁や段差を設ける、といった手法により場を分け、各スペースを独立させた。重厚な印象の木と石を中心に、白壁を取り入れた構成で、リビングにはアクセントとして質感のあるレンガ壁を設けるなど、いくつかの素材を絶妙なバランスで配している。経年変化により深みを増す自然素材が、落ち着きのある住まいを実現している。