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クラブドックサービス
シャフトコーティング
まずはシャフト単体の重さを計量して、現状を細かく計測しておく。シャフトの表面のコーティングを蜑揩ェし、研磨機やサンドペーパーで丁寧に塗装を落としていく。いったん裸のカーボンの状態にしてから、塗装を一からし直す。最後にラベルなどを張り、新品同様に。
アイアンヘッドの化粧直し
打痕や傷がついてしまったアイアンヘッドを研磨して汚れを取る。さらに研磨して、フェース面をピカピカにする。筆を使い塗料を全体に塗り、余分なものをふき取る。これで新しいフェースラインがきれいに引かれる。こちらもほぼ新品に生まれ変わる。
メイドイン酒田の日本の職人技は海外でも評価され、特にアジアやヨーロッパ市場では、大きなシェアを有している。さまざまなゴルフクラブを持ち、ゴルフを愛するユーザーであるほど、企画から性能研究、デザイン、製作まで一貫して行う酒田工場の匠への信頼は絶大である。中でも、ベレス「C・S・E・Uシリーズ」の購入者には、匠のクラブ作りを追求する本間ゴルフならではのおもてなし「ベレススターズプログラム」が用意されている。購入時に登録するだけでイベントなどへの招待の他、「クラブドックサービス」で2年ごとに無料で点検とクリーニングを受けることができるのだ。 グリップ交換からヘッドの化粧直し、シャフトのコーティング、エンブレムの新品への交換……。匠による点検で新品同様になるだけでなく、これまで以上に手になじむよう、個人の要望を聞きながらヘッドの角度、グリップの差し方などの調整も行われる。プロの技でしっかりとメンテナンスしてもらうことにより、購入後もより使いやすいクラブへと進化させることができるのは、本間ブランドにしか実現しえない魅力と言える。
 酒田工場を訪れると、それが誰にでもできる仕事ではないことが見てとれる。細かなやすりがけで傷を消し、墨入れをする。シャフトのコーティングを丁寧に剥がして塗装し直す。一つひとつの工程で、専門の匠が全精力を傾けて作業する。本間ブランドに恥じない“本物"を手掛けているという職人たちの気迫が、一本のクラブをパーフェクトに仕上げていく。磨き上げられたクラブは、メイドイン酒田のプライドを背負い、世界中の所有者に届けられ、信頼され、愛されることだろう。その所有者まで想像してしまうような魂が、一本一本から感じられる。「やっぱり、HONMAは違う」。匠の技を結集させた本間のクラブは、ユーザーに感動を、そして愛情を抱かせる。30年の誇りの歴史は、これからも酒田工場で継承されていく。
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