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モダンなデザインがクリスタルの美しさに映える「セレネ」コレクションのシャンデリア。
進化し続けるラリック
Photo TONY TANIUCHI
Text Rie Nakajima
19世紀のフランスが生んだ最もセンセーショナルなアーティストの一人、ルネ・ラリック。 創業から130年、6月27日にオープンしたラリック銀座店は、現代に新たなセンセーションを巻き起こしている。グローバル ライフスタイル メゾンとして進化したラリックの「今」を体感したい。
1860年、フランスのシャンパーニュ地方で生まれたルネ・ラリック。動植物や女性にインスピレーションを得た、写実的で大胆なアールヌーヴォー様式のジュエリーデザインで注目され、のちにフレグランスボトルのデザインを契機に、ガラス工芸で世界中に名をはせ、アールデコ様式においても巨匠となったフランス芸術界の至宝である。
 ルネ・ラリックのクリエーションは、決して一つの枠に収まるものではなかった。オリエント急行の室内装飾、シャンゼリゼ通りを彩るガラスの噴水といった建築的なデザインも数多く手がけた。その感性は、時代も境界も超えた、無限の可能性を備えていた。だからこそ、ルネ・ラリック本人が死去してもなお、ラリック社は創造性と最高峰の職人技を象徴するシンボルとして進化し続けてきたのである。
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