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ヨットの寄港中はF1のレースウィークのように様々なイベントが行われる。中には大人から子供まで楽しめるアトラクションも。もちろん、岸からその動きを目で追うだけでもすごい迫力だ。
ボルボにアドベンチャースピリットを感じるのは……当然のこと!
チームには様々な名称が付く。例えば、鮮やかなブルーをまとうチーム•テレフォニカ。ボート名はテレフォニカ、国籍はスペイン、スポンサーはテレフォニカの他にEl Corte Ingles、Iberia、MAPFRE といったスペイン系企業が参加するため、時にテレフォニカ号やスペイン号なんて呼ばれることもあれば、チームリーダーであるスキッパーのイケル•マルティネスに因んでマルティネス号とも呼ばれる。
 そんなマルティネスはかつて2回オリンピックのメダルを獲り、これまで3度VORに参戦してきたセーラー。インタビューしてわかったが、なんと15歳のときにレーシングヨットの世界へ飛び込んだそうだ。とにかく、セーリングしているときが一番楽しいとこたえてくれた。
 現地ではF1の開催同様、ヨットが寄港している期間はレーシングウィークとして様々なイベントが行われる。子供からヨット好きの大人までが楽しめるアトラクションやグッズ販売が繰り広げられるから目が離せない。個人的にも応援しているチームのアイテムを購入した。この辺の演出はなかなかのものだ。楽しみ方を知っている欧米的センスを感じる。
 イベントの最中ボルボV60やXC60といったクルマが選手や関係者の送迎用に使われる。これもひとつの演出だろう。観に来る者への視覚的な効果は大だ。だが、ボルボが期待しているのはそれ以上のもの。このイベントを運営、成功させることでブランドイメージをアクティブな方向へ向かわせようとしている。
 もちろん、欧米ではすでに結果は出ていて、我々日本人以上にボルボにアドベンチャースピリットを感じている人は多い。確かに、こんな過酷なヨットレースを見せつけられたらそう思うのは当然のこと。現地に足を運んでメディアという立場以上にそれを強烈に感じた。

☆レースの模様をリアルに知ることができる『ボルボ•オーシャン•レース2011-2012』
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