
(左)サントゥーアンの蚤の市と、トンベ・デュ・カミオンで見つけた雑貨いろいろ。(中・右)狩猟自然博物館とトンベ・デュ・カミオンはどちらもまるで不思議の国。
次に訪れたいのは山のようにノベルティグッズが溢れる専門店。「トンベ・デュ・カミオン(Tombées du Camion)」には、ビンテージのタトゥーシールやアンチョビの缶詰など、それぞれの時代を感じさせる雑貨が棚、壁、箱いっぱいに並んでいる。剥製に興味がある人はまっすぐ老舗「デロール(Deyrolle)」へ向かおう。店内にはガラスキャビネットにずらりと標本が並ぶ昆虫専門の一角まであり、まるでノアの箱舟かSF映画の中に迷い込んだかのような気分。スピード感あるスリリングな買い物がしたい人は、一般客も入場参加できるオークションハウス「ドゥルオー=リシェリュー(Drouot-Richelieu)」へ。いい色合いになった絵葉書もファッション小物も、毎日多種多様なアイテムが、競り合いの大きな声が響くシンプルな部屋から落札者の手に渡る。
そろそろ買い物にも疲れたかもしれない。最後は低予算でも個性的なモノに出会える場所を2つご紹介。一つは隣同士に立つ17世紀の大邸宅2軒を占める「狩猟自然博物館(Musée de la Chasse et de la Nature)」。もちろん、ここで目にしたものを買い取るとなったらかなりの時間とお金が掛かるが、ひと部屋ごとにユニコーンやイノシシといった動物一種類に関するアート作品や工芸が集められていて、他にはあまりないキュレーションを楽しめる。また、ル・ロワイヤル・モンソーのアート・コンシェルジュ、ドモイナ・ド・ブラント氏は美術専門書が集められた「フォルネイ図書館(Bibliothèque Forney)」をお薦め。1886年にオープンしたこの図書館は、資料貸出および更新の制度が寛大なので、場合によっては今回借りて、次にまたパリに来た時に返却なんてこともできるかもしれない。
この素敵な記事を提供してくれたのは…
>>>世界中のユニークでこだわりのあるホテルだけを集めた「Tablet Hotels」
そろそろ買い物にも疲れたかもしれない。最後は低予算でも個性的なモノに出会える場所を2つご紹介。一つは隣同士に立つ17世紀の大邸宅2軒を占める「狩猟自然博物館(Musée de la Chasse et de la Nature)」。もちろん、ここで目にしたものを買い取るとなったらかなりの時間とお金が掛かるが、ひと部屋ごとにユニコーンやイノシシといった動物一種類に関するアート作品や工芸が集められていて、他にはあまりないキュレーションを楽しめる。また、ル・ロワイヤル・モンソーのアート・コンシェルジュ、ドモイナ・ド・ブラント氏は美術専門書が集められた「フォルネイ図書館(Bibliothèque Forney)」をお薦め。1886年にオープンしたこの図書館は、資料貸出および更新の制度が寛大なので、場合によっては今回借りて、次にまたパリに来た時に返却なんてこともできるかもしれない。
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