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今一番ホットな「ハスク」。白身魚のグリルはフライパンのままテーブルへ。
CHARLESTON CHEW
アメリカ南部の食を変える、新世代サザンフード
南部の食(サザンフード)といえば、アメリカの料理評論家にさえ、これまでずっと敬遠されてきたカテゴリー。けれどこの数年、サウスカロライナ州のチャールストンが、気鋭シェフの集まる町としてグルメ界の注目を集めている。
 中でも注目は、去年夏の『ニューズウィーク』誌(US版)で「World’s 101 Best Places to Eat(世界のホットなレストラン101軒)」の1軒として名が挙がった「ハスク(Husk)」。厨房を仕切るショーン・ブロック氏は、現在34才とはいえ、すでにジェームス・ベアード賞も受賞済み。チャールストンの老舗「マックレイディーズ(McCrady’s)」の料理長も兼任するベテランシェフだ。南部料理の伝統に新風を吹かせた第一人者として知られる彼だが、ハスクではあえて地元ルーツを振り返り、この土地ならではのメニューを考案。食材はそのほとんどを近郊農家から仕入れ、アフリカンギネア・フリントコーンやチョッピー種のオクラなど、一般の食卓から姿を消し始めていた南部特有の穀物も積極的に取り入れている。19世紀後半に建てられたビクトリア朝式の建物を改築したレストラン自体も、土地の味を活かしたその料理と雰囲気ぴったりだ。
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