


(上)トゥルムの穏やかな海岸線。(中)トゥルムのロハス生活を率先するホテル「カーサ・デ・ラス・オラス」。(下)同ホテルでは発電にソーラーパネルを利用。地下天然水収集もエコなこのホテルでは当然なこと。

END OF THE ROAD
ロハス気質なメキシコのエコ・パラダイス
かつてはリビエラマヤの、のどかな砂浜でしかなかったトゥルムだけれど、近年はリュクスなヨガ合宿施設やエコ菜園セミナーが増え、ロハス・トラベラーがこぞって訪れるホリスティック・パラダイスとして知られている。パーティーリゾートとして有名なカンクンからはほんの130km。クルーズ客船の船着き場でもあるプラヤデルカルメンからは50km。けれど知名度が上がり始めた今でもトゥルムは、相変わらずちょっと埃っぽいその村景色をとどめている。辺りにあるのは目抜き通り1本。道を挟んで一方にジャングルと貴重な淡水鍾乳穴、もう一方にマヤ遺跡と世界第二の大きさを誇る大サンゴ礁が構えているだけだ。