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ベッドヘッドに使用された壁画「花宴 KAEN」は、シルクスクリーンのハンドプリントで丁寧に色を塗り重ねたアートのような壁紙。ベースのパール色が椿の花を美しく引き立てる。
壁紙で表現する日本の美 トミタ
Photo Satoru Seki
Text Kiyo Sato
国内外の上質なファブリックスや家具を扱うトミタが、2018年2月に日本人の心に浮かぶ美しい景色をモチーフにした「HANA」コレクションの第5作を発表。四季折々の移ろいを表現した壁紙が空間を美しく演出する。
1923年に東京・京橋で創業し、現在、オリジナルの壁紙や海外の厳選したファブリックス、イタリア製家具などを取り扱うトミタが、今年2月に壁紙の新作コレクション「HANA Ⅴ」を発表。京橋エドグラン内のショールーム「tomita TOKYO」では、期間限定で特別展示が行われた。
 1986年に第1作が発表された「HANA」コレクション。四季折々の景色をモチーフにした壁紙は国内外のインテリア業界から注目を集めた。前作から10年の歳月を経て発表された5作目となる「HANA Ⅴ」の新作デザインは、江戸淋派(りんぱ)の画家である酒井抱一(ほういつ)や鈴木其一(きいつ)らが描く、日本ならではの情趣や斬新で造形的な作品からインスピレーションを得たもの。日本の四季折々の移ろいを現代の感性で表現した印象的なコレクションだ。
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