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日本文化発祥の地、出雲では、日本の伝統音楽の雅楽を演奏。竹庭をバックに千年の時を超えた音色に耳を傾けて。
(左)「界 加賀」では、伝統工芸である加賀水引のアーティストとコラボレーション。現代的な水引アートをロビーと特別室「水引の間」に飾っている。(右)「界 箱根」の要所には、箱根寄木細工が飾られている。露木親子の伝統技法を尊重しつつも、革新性を感じさせる作品だ。
例えば、「界 加賀」では加賀百万石で知られる勇壮な武家文化を象徴する行事である加賀獅子舞。石川漆や金箔など加賀の伝統工芸が凝縮された獅子頭を用い、地元の演者に学んだスタッフたちが華麗に舞を披露する。「界 津軽」で行われるのは、津軽三味線の生演奏。激しい音色と迫り来るエネルギーで見る人を圧倒する打楽器的奏法の津軽三味線は、プロの奏者とスタッフとの連奏のこともある。日本画の巨匠・加山又造の巨大壁画の前で行われる演奏は、まさにこの土地ならではの心震える感動ライブだ。
 また、「界 阿蘇」での「ご当地楽」は、九重連山の麓に広がる大草原を見晴らしながら、絶景テラスで究極の焼き芋を食す、というユニークなもの。火の国・阿蘇を感じさせるファイアープレイスで、糖度50度の濃密ながらも自然な甘さがある紅蜜芋の焼き芋を食すスイートなメモリー体験だ。昨年末に開業した「界箱根」では、箱根寄木細工の名匠親子とコラボレーション。伝統技法の妙を知り、寄木細工にちなんだ体験もできる「ご当地楽」となっていて興味深い。それぞれに内容は異なるものの、スタッフがその場所ならではの魅力をしっかりと演出して提供するのが「ご当地楽」の面白さ。旅心を刺激し、温泉旅館にいながらにして、その土地の魅力をダイジェストで体験できる「界」ならではの魅力だ。

「界」で日本再発見の旅を

食は、旅の大きな目的となる。「ご当地楽」と同様に食事においても、この時、この場所でしか食べられない特別な旬の食材を用いた料理を「界」では味わえる。
 例えば、「界 伊東」の金目鯛のしゃぶしゃぶ鍋、「界 松本」の信州和牛の味噌すき鍋。1日1組限定で提供する「界 加賀」の究極の鴨すきは、伝統漁法で捕る幻の坂網鴨を魯山人好みのシンプルな調理法で食す、という粋なもの。年間200羽しか捕れない希少価値の高い鴨は、美食家をもうならせるはずだ。
 スパでも、その地域の特色をできる限り取り入れたトリートメントを堪能できる。やはり「界 加賀」の金箔スパは、24金の箔を丁寧に張り付けてゆく、日本ならではの贅沢気分を満喫できるフェイシャル。「界 熱海」の白花スパは、熱海に昔から自生するクスノキの白くかれんな花をイメージしたオイルトリートメントでなんとも優雅な気分に浸ることができる。


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