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(上)商品ラインナップは、アトリエ・バック 1,500円~(茶袋)、ベロック・ボックス 2,300円~(黄色箱)、トラベラー・キャディー 4,800円~(缶小サイズ)、コノッサー・キャディー 8,000円~(缶中サイズ)。※量や値段は茶葉によって異なります。初めはいろいろ試してみたい、という人には8種類のブレンドを10gずつ小分けにした「ベロック ブレンズ サンプル ボックス」(3,500円)がオススメ。(下左)何種類もの茶葉をブレンドしているのが「ベロック」のお茶の魅力。口にいれた瞬間と後味でまったく違う味わいが楽しめる。(下右)あたためたポットで淹れるお茶はまた格別。試飲も可能なので、たくさん試してお気に入りを見つけて欲しい。
新しい発見という感動
「ベロックの名前は、1990年代にニューオーリンズで活躍した写真家のアーネスト・ジェームス・ベロックに由来しています。オマージュというわけではないのですが、当時では早すぎた“娼婦という女性の美しさ"を開眼させてくれた彼のエモーショナルな写真が大好きなんです。そんな彼の写真のように新しさという感動やおもしろさをベロックでも提案していけたらと思っています」とマイケル氏。その言葉通り、ベロックの紅茶はとてもユニーク。クオリティにこだわった茶葉は、世界中のお茶農園を巡って、何度も何度も試飲を繰り返した中から選りすぐったという。
 「オーガニックにこだわって、最上級の香りと味わいのものを厳選しています。市販の多くのお茶は、安価な茶葉にフレーバーを加えていますが、ベロックのお茶は、その茶葉自身がきちんと香りを放つクオリティのもの。高度な場所にある茶園で育てられた茶葉のサンプルをいくつも取り寄せ、何度も何度も試飲します。茶葉の個性を楽しむために単種の茶葉もありますが、ベロックの魅力はやはりその香りや味わいでシーンが目の前に浮かぶようなブレンド。例えば、“LE HAMMEAU"というオーガニックハーブをブレンドしたお茶は、フランスの邸宅前に広がる夏の庭園をイメージしています。力強く新鮮なハーブの香りが、夏の陽に照らされた草木を思わせます」
 その他、有機栽培された日本産の煎茶にブルガリア産の薔薇の花びらと香りを散らして、魅惑的で艶のあるブレンドに仕上げた“KIKUYA"や、スモーキーで強健な風味を放つインド産と中国産のオーガニック茶葉に、オーガニックの薔薇の花びら、ケシの花、唐辛子をブレンドした“GYPSY CARAVAN"など、ハイクオリティな素材を個性的にブレンドしたラインナップが揃う。
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