世界の贅沢、NILEの贅沢

（上）フロントフェンダーはボンネットよりわずかに高められているのが、スポーツカー911をオリジンに持つポルシェのセダンだ。おかげでボディ幅の見切りもよくなっている。（左下）操縦性が第一に考えられた運転席はポルシェならでは。（右下）快適な座り心地のリアシートはぜいたくな独立タイプ。

ここに行くクルマも、スタイルを大切にしたい。
　欧米ではクルマは乗るひとを表す、という。自分の理想を追求するひとには、大型セダンといっても箱形でなく、ポルシェが作った４ドア、パナメーラなどが合う。
「ポルシェはクルマのデザインのみの追求を試みたことはありません。“形態は機能に従う"というフィロソフィを忠実に守り続けてきました」。見るひとによっては、スポーツカーのように感じられるパナメーラデザインの背景について、ポルシェではそう語る。
　大ぶりの車体は４人のおとなに余裕ある室内空間を提供してくれ、高速の移動も快適。意外なほど取り回しがいいので、富士桜高原別荘地の木立のなかも安心して走れる。

Porsche Panamera Turbo
ボディ：全長4,970×全幅1,930×全高1,420㎜　
エンジン：4.8邃錀 Ｖ型8気筒＋ツインターボ
最高出力：368kW［500ps］／6,000rpm　
最大トルク：700Nm ／2,250 ～ 4,500rpm
駆動方式：4WD　トランスミッション：7速PDK　
価格：20,860,000円
●ポルシェ カスタマーケアセンター　
0120-846-911　http://www.porsche.com/japan/jp/