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(左)ゲルダ・タロー 《ロバート・キャパ、セゴビア戦線》1937年 ゼラチン・シルバー・プリント、ICP蔵、© ICP(右)ロバート・キャパ《東京駅》1954年4月 ゼラチン・シルバー・プリント、横浜美術館蔵、© ICP/Magnum Photos
ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー
二人の写真家
WEB-NILE会員5組10名様に鑑賞券をプレゼント
世界で最も著名な写真家のひとり“ロバート・キャパ"こと、アンドレ・フリードマンが生まれて2013年でちょうど一世紀を迎える。しかし、この“ロバート・キャパ"という名が、当初フリードマンとドイツ人女性ゲルダ・タロー(本名 ゲルタ・ポホリレ)の二人によって創り出された架空の写真家であったという事実は、あまり知られていない。
 約300点にのぼる豊富な写真作品と関連資料によって二人の生涯と活動の軌跡を辿りながら、両者の深い繋がりと個性の違いを浮かび上がらせていく展覧会「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」が、1月26日(土)~3月24日(日)まで横浜美術館にて開催される。
 1934年にパリで出会い意気投合した二人は、1936年春に“ロバート・キャパ"という架空の名を使って報道写真の撮影と売り込みを始める。仕事が軌道に乗り始めて程なく、フリードマン自身が“キャパ"に取って代わり、タローも写真家として自立していく。
 しかし、その矢先の1937年、タローはスペイン内戦の取材中に命を落としてしまう。タローの存在とその死は、キャパのその後の活動にも大きな影響を及ぼしたと言われている。
 同展覧会は、キャパとタローそれぞれの写真作品による2つの個展で構成される。死後約50余年を経てなお絶大な人気を誇るロバート・キャパと、その陰でほとんど紹介されることのなかったゲルダ・タロー。
 今回、WEB-NILE会員5組10名様に「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」鑑賞券をプレゼント。ぜひ、二人が遺した偉大な軌跡を、その目で確かめてみてはいかがだろうか。

●ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家
開催期間:1月26日(土)~3月24日(日)
開催場所:横浜美術館 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
TEL045-221-0300 http://www.yaf.or.jp/yma/

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