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1923年に東京・京橋で創業したトミタの代表取締役社長を務める4代目富田亙正(ひろまさ)氏。写真は左から新コレクション「アート ウォール レジェンドⅡ」の「幾重」(楮)、「麻の葉」(桐)、「宙」(金銀箔)、「二重枠」(桐)、「七彩散らし」(金銀箔)。
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日本の伝統美と技を集結した壁紙 トミタ
Photo TONY TANIUCHI
Text Kiyo Sato
世界中から厳選した壁紙やファブリックス、家具を扱うトミタが、2017年5月にオリジナル壁紙コレクション「アート ウォール レジェンドⅡ」を発表。日本の伝統素材である桐、楮、金銀箔を用いた新コレクションについて代表取締役社長の富田亙正氏に話を聞いた。
日本の伝統素材である桐(きり)や楮(こうぞ)、金銀箔(きんぎんはく)。現代まで受け継がれてきた日本独自の素材を用いて伝統技術を継承する職人とのコラボレーションにより誕生したのが、トミタのオリジナル壁紙コレクション「アートウォール レジェンド」だ。オリジナルの壁紙や世界各国から厳選した壁紙・ファブリックス、イタリア・プロメモリアの家具などを取り扱うトミタが、同コレクションを発売したのは2007年のこと。以来、国内を中心に海外でも販売され、名だたる高級ホテルや商業施設に採用されるなど、多くの反響を呼んだ。
 第1弾の発表から10年の歳月を経た今年5月には、第2弾となる「アート ウォール レジェンドⅡ」を発売。2002年より同社代表取締役社長を務める4代目富田亙正(ひろまさ)氏が、全85点にもおよぶ新コレクションについて語ってくれた。
 「アート ウォール レジェンドは、和紙を漉(す)く体験を通して感じた日本の素晴らしさが原点となっています。第2弾では10年の歳月の中で生まれた新しいアイデアや技術を結集させました。同時に次世代の若い職人たちへと継承していけるものづくりをしながら、世界各国の人たちに受け入れられる、価値ある製品になることを目指しています」
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