PAGE...1|2|3
インテリアは、工芸品とも言うべきハンドメイドで丁寧な仕上げ。ピアノブラック仕上げのウッドや細かいステッチが施されたレザーに彩られる。ドアを閉めると、密閉された車内はとても静かで、美しいインテリアに囲まれた超高級サルーンとなる。
そんな街の名前をモデル名にするのは、ベントレーが大活躍をしたからだ。彼らは1920年代から30年までに、そこで5勝もあげている。当時、国籍を問わずレース好きを虜とりこにしたのは容易に想像がつく。そうそう、その立役者がいわゆるベントレーボーイズ。オシャレなジェントルマンたちがステアリングを握り、ベントレーを勝利へと導いた。彼らもまた、英国流スタイルの申し子である。そしてそんな背景から、ミュルザンヌの名前が付くのだが、そこには英国流のユーモアもあるように思えて仕方ない。なんたってフランス語なのである。
 そんなミュルザンヌで訪ねたのは、千葉県成田市にあるグリッサンドゴルフクラブ。趣のあるゴルフ場だ。それにしても、ベントレーとゴルフ場はよく似合う。それはゴルフが英国発祥のスポーツだからといえば、それまでかもしれない。が、個人的に思うのは、カントリークラブはそもそも社交場としての倶楽部だから。そしてそこに乗り付けるのは、昔から英国車と決まっている。
PAGE...1|2|3
LINK
STYLE
美しきものを見る ベントレーで行く京都
>>2016.3.13 update
STYLE
ナイルス会員限定 ベントレー神戸で試乗会開催!フライングスパーで夏の神戸を走る
>>2017.5.26 update
STYLE
贅を尽くし走りを極める BENTLEY
>>2015.5.14 update
STYLE
荒々しくも、美しいBENTLEY
>>2014.9.18 update
STYLE
英国生まれの グラフ×ベントレー 一夜の輝かしき競演
>>2012.3.28 update

記事カテゴリー