
SHANGHAI EXPRESS-IONS
アジア現代アート界を先導する中国・上海へ
芸術の秋という日本の趣を知ってか知らずか、上海では先頃、「中華芸術宮」と「上海当代芸術博物館」という2つの新しい美術館がオープンしたばかり。特に、「パワーステーション・オブ・アート(Power Station of Art)」という別称でも知られる後者は、発電工場だった建物を改築して生まれた中国初の国営近代美術館。今年から上海ビエンナーレも会場をここに移し、早くもこの街のホットスポットとして注目されている。
とはいえ、この街が発信する最先端の現代アートを語るなら、まず向かうべきは対岸の旧紡績工場街、莫干山路(モーガンシャンルー)。徒歩だと地下鉄の最寄り駅からでも17分程度かかるので、アクセスはタクシーを利用するのがベストだ。
とはいえ、この街が発信する最先端の現代アートを語るなら、まず向かうべきは対岸の旧紡績工場街、莫干山路(モーガンシャンルー)。徒歩だと地下鉄の最寄り駅からでも17分程度かかるので、アクセスはタクシーを利用するのがベストだ。


(上)香格納H空間(ShanghArt H-Space)のエントランス。(下)左右にギャラリーが並ぶ莫干山路(モーガンシャンルー)の一角。