
まるで美術館を思わせる佇まいのエクシブ箱根離宮の車寄せにて。ラグジュアリーなシーンにこそマセラティの気品が相応しい。

MASERATI×エクシブ箱根離宮
クアトロポルテ スポーツGT Sで“世界最高の箱根”へ
クアトロポルテ スポーツGT Sで“世界最高の箱根”へ
Photo TONY TANIUCHI Text Eri Takahashi
箱根連山、そこに湧く豊かな良泉、美味に憩うひとときこそは、この地を愛した皇族や文人の歴史にも語り継がれてきた究極の贅であろう。
マセラティ クアトロポルテの最高峰モデルとともに、アプローチゲートからエントランスへと滑り込む瞬間が、現代版離宮物語の始まりである。
マセラティ クアトロポルテの最高峰モデルとともに、アプローチゲートからエントランスへと滑り込む瞬間が、現代版離宮物語の始まりである。
都心をあとに、箱根の杜へのアクセスは、ほんのわずかなひとときと言えた。たとえそれが気まぐれな突然の思いつきであったとしても、宮ノ下に広がる深い緑の静寂は、いとも容易く手に入るのだ。全身にリアルスポーツカーの走行性能を完備したこのラグジュアリーセダンならば、少しの無理もなく、それは可能なことだ。そして季節が微細に移り変わるたび、由緒ある東京の奥座敷は、いつでも幾度でも訪れたくなるクラシカルな魅力に満ちあふれている。