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(左)フィッシュヘッド・カレー。(中)The Lanternの和牛バーガー。(右)Fullerton Bay Hotelの眩いエントランス。
肉の次は魚。シンガポールの場合、魚の頭だ。フィッシュヘッドカレーは、インドの唐辛子にタマリンドを混ぜ合わせ、甘酸っぱい後味に仕上げた料理。名前で思い浮かぶイメージよりずっとおいしく、屋台好きの間でも人気だ。これを試すなら、バナナ・リーフ・アポロ(Banana Leaf Apolo)でどうぞ。シンガポール一の量のフィッシュヘッドカレーを出してきたという記録を持つ店だ。そして締めくくりは麺。鹵麺(ローミー)はシンガポール独特のあんかけ麺で、太いエッグヌードルに魚肉団子や豚肉がトッピングされたもの。チョンバル・マーケット&フードセンターにある卤面178(Lor Mee 178)は、他店のように「元祖」とは唱っていないけれど、サメの唐揚げを加えたり黒酢とチリのソースをふりかけたりと、伝統の味を改善アレンジしている。
 ローカルフードの楽しみを求め街のあちこちを回れば、食べなれた味が恋しくなるのも納得。 フラトン・ベイ・ホテル(Fullerton Bay Hotel)の屋上にあるグラマラスなナイトクラブ ランタン・バー(Lantern Bar)で、ゆったりした時間を楽しみてはいかがだろう。絶景のスカイラインを眺めながら、カクテルやアメリカンスタイルのバー・メニュー(トリュフ風味のかりかりフライドポテトや、ジューシーなミニ・ハンバーガー)に舌鼓を打てば、元気回復間違いなし。どちらにしても、シンガポールの核心には胃袋を通して至るのが一番というわけなのである。

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