


(左)Fullerton Bay Hotelからの眺め。(右上)ホーカーセンターの屋台で味わえるサテ。(右下)ホーカーセンターで味わうインドネシア料理ナシ・ゴレン。
シンガポールには管理主義的な側面があるが、そのおかげもあり市内にある109のホーカーセンター(屋台村)は、衛生管理体制が行き届いていて、各屋台できれいな水が使えるよう水道設備も整っている。その徹底ぶりといったら、各店の衛生評価を店頭表記しているほど。総数15,000軒もあるので、ぜったいに外せないメニューと定評のある店は足を運ぶ前にリストにしておくのが正解。最初にお薦めしたいのは、港湾労働者の朝食をルーツとするバクテー(肉骨茶)。タンジョンパガー・コンプレックスにある欧南園亜華肉骨茶(Outram Park Ya Hua Rou Gu Ch)ではコショウの効いた一皿が楽しめる。スープに浸していただく油条(揚げパン)もお忘れなく。つづいては、シンガポールの国民的メニューともいえる海南鶏飯(ハイナンチキンライス)。もともとは中国の海南省の料理だが、人気ゆえに家庭ごとの秘伝レシピが生まれ、屋台どうし味を競い合っている一品。ギンモ・フードセンター内の東風發(Dong Feng Fa Hainanese Boneless Chicken Rice )では格別に口溶けのいいチキンが名物になっている。
さて、アジアに来たら豚肉料理は欠かせないもの。シンガポールならやはりチャーシューとニョニャ・バクチャン(バナナの葉で巻かれた肉ちまき)は食べておきたい。チャーシューなら着色料と化学調味料を徹底して使用しない琪利珠江烧腊(Kay Lee Roast Meat Joint)、 バクチャンなら60年以上の歴史を持つ金珠肉粽(Kim Choo Kueh Chang) がお薦めだ。
さて、アジアに来たら豚肉料理は欠かせないもの。シンガポールならやはりチャーシューとニョニャ・バクチャン(バナナの葉で巻かれた肉ちまき)は食べておきたい。チャーシューなら着色料と化学調味料を徹底して使用しない琪利珠江烧腊(Kay Lee Roast Meat Joint)、 バクチャンなら60年以上の歴史を持つ金珠肉粽(Kim Choo Kueh Chang) がお薦めだ。