世界の贅沢、NILEの贅沢

エレベーターを降りると、全面ガラス張りのロビーが広がる。浅草の街、そして東京スカイツリー®が間近に見える絶好のロケーションを誇る。

浅草を楽しむ隠れ家ホテル　ザ・ゲートホテル
雷門 by HULIC

Text Mayumi Sakamoto

東京スカイツリー®のオープンで、その徒歩圏内にある浅草が注目を集めている。もともと浅草は人気の観光スポット、何度も訪れたくなる奥深さもある。その浅草を堪能するホテルが誕生した。
斬新なアートワークに彩られる、大人がくつろげるホテルである。

東京スカイツリー®と、フィリップ・スタルクのオブジェが造るユニークな風景は吾妻橋から見える。夜の浅草寺では、黄金色に輝く五重塔、そして柔らかな光を放つ伽藍が美しい。さまざまな顔を持つ浅草は江戸情緒もあり、大人の知的好奇心をくすぐる。何度もリピートしたくなる街だ。
　雷門から徒歩1分の魅力的な場所に、新しいスタイルのホテルがオープンした。「ザ・ゲートホテル雷門 by HULIC」。真の上質を知る大人がくつろげるホテルである。「インティメイトなホテル」をコンセプトに、独自性を打ち出している。例えば、ホテルスタッフ誰もが“浅草コンシェルジュ"となって、パーソナルなサービスを提供する。インティメイトには、「親密」という意味があり、心地良い親密感の中でのくつろぎを目指している。
　このコンセプトを外観やインテリアに具現化したのは、国内外で活躍するインテリアデザイナーの内田繁氏だ。ロゴデザインや館内サインを佐藤卓氏、アートワークを日比野克彦氏が手掛けている。日本を代表する一流クリエーターたちによる空間は、“インティメイト"というコンセプトが生かされつつ、遊び心がありながらもシンプルで落ち着いたものとなっている。