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クラブ製造部ウッド製造チーム
土門尚充さん(職人歴29年)
形状、色に関する美的センスが
塗装を決めます
本間ゴルフでは、クラブのモデルごとに専用の塗料を用いて塗装している。モデルにもよるが、乾燥させながら6層にも重ねて塗装する。
 その作業の中で最も職人の腕を必要とするのは、厚塗りにならないよう色むらをなくすこと、塗膜を均一に保つことだ。例えば温度・湿度の違いによっても塗料の付き具合は変わる。それを見極め、色見本に合うように、スプレーガンとウッドとの距離や塗料の量で調整する。美的センスが必要とされる作業だ。色彩感覚だけでなく、デザインに対する感覚も研ぎ澄ませながら、作業を進める。職人として一人前になるには、単色の作業で5~6年、グラデーションなども含めると10年以上は掛かるという。
本間ゴルフの物作りの一端を担う土門さんがいつも肝に銘じているのは、品質へのこだわり、美しさの追求。ユーザーに「HONMAはやっぱり違うな」と思ってもらえる、仕上がりの美しさ。そこに誇りを持って作業をしていると話す。ウッド塗装は、本間ゴルフがパーシモン時代から培った継承技術ともいえよう。
 職人としてのモットーは「切磋琢磨」。物作りにおいては、自分一人だけでなく皆の心が一つにならないと、良い物は作れない。作業する全員が技術や知識を磨き上げてこそ、素晴らしいクラブが出来上がる。「この酒田工場では、皆が一つの気持ちでやっているので、間違いなく良いクラブが出来ていると思います」と土門さんは笑った。
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