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その性能を裏付ける目玉は自身初のアルミニウム構造フレーム。ラグジュアリースポーツカーも積極的に使うそれは、コストは要するがクルマを軽く堅牢にするのに最良の手法だろう。すでに発売を開始しているレンジローバーは手にしているが、このスポーツも同じ技術をベースとすることとなった。先代のフレームがディスカバリーと共有していたのを鑑みれば、かなりの出世だ。結果、同じエンジンを搭載したモデル比で最大 420㎏ のダイエットに成功。加速性能はもちろん、ハンドリング性能までも高めることとなった。
 冒頭で言いたかったのはまさにそこで、今回の試乗ではそれをリアルに実感した。試乗開始10
分後には、これまでとの違いを確信したほど。大パワーを受け止めるフレームやクイックで正確なステアリングの動き、しっかり地に足の着いた乗り味が、信頼性があって頼もしい。特にクローズドエリアで行った時速 240㎞ までの急加速と急制動は格別。背の高い SUV であることを忘れる運動神経を見せてくれた。
シートなども全面改良され、デザインもホールド性も高まっている。またインパネのスイッチ類をかなり削ってメカメカしさを排除し、エレガントさを強調。ステアリング上にも使いやすくスイッチが配列されている。
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