
今回発売となる「ヴェガス・ジョーカー」以外にも、ケースのフォルムやカラー、ダイヤの置き方に変化をつけた既存の“ヴェガス コレクション”にも注目。
(左から)ロングアイランド ヴェガス 3,832,500円。トノウ・カーベックス ヴェガス 3,570,000円。トノウ・カーベックス ヴェガス ダイヤモンド 5,932,500円。
(左から)ロングアイランド ヴェガス 3,832,500円。トノウ・カーベックス ヴェガス 3,570,000円。トノウ・カーベックス ヴェガス ダイヤモンド 5,932,500円。
ルーレット機能を投じた小粋なデザイン
フランク・ミュラーが時の概念を覆した原点は、この「ヴェガス」にある。時計とルーレットの融合を思い描く自体、時を刻むメカニズムを超越したコンセプトだ。それは、マニアックな好事家を主とする精度至上の風潮から肩を透かすかのように、ムーブメントと連動する従来の付加機能と比して斬新な逆転の発想の具現化だった。声高に言わずとも時計の高精度は標準と捉えるが、しかし、表徴されたルーレットの針の静止位置は予測不能だ。その偶発的に番号を指すというハイリスク・ハイリターンなギャンブルの射幸心やビジネス的な投資を匂わすだけでなく、「ヴェガス」の名に連想されるカジノでの作法を思い浮かべるはずだ。カジノはドレスアップの似合う社交場。ましてや、コンプ(上客の特別待遇)を受けたハイローラー(上客)ならゲストに招かれるだろう。そんなシチュエーションで立ち振る舞うスタイリングにビビッドの利いた「ヴェガス」は、まさに誂え向きだ。
http://www.franckmuller-japan.com/
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