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(左)本戦にてパイナップルをカットする学生代表・河野秀次郎氏。(中)優勝を果たした宮崎辰氏は表彰式でガッツポーズ。(右)ガラディナーにてサービスをするメートル・ドテル(左・宮崎辰氏、右・ポルトガル学生代表)。
クープ・ジョルジュ・バティスト第5回世界大会
結果発表
レストランサービスの世界一を決めるコンクールで日本人が優勝
レストランサービスの世界一を決める由緒あるコンクール「クープ・ジョルジュ・バティスト」第5回世界大会が、11月6日(火)~9日(金)開催され、その最終日である9日(金)に、パレスホテル東京にて結果が発表された。プロの部と学生の部からなる同コンクールは、50年の歴史を持つレストランサービスのコンクールで、欧州へ拡大しながら2000年に世界大会となり、フランスでサービスのMOF(国家最優秀職人章)を持つ、一流のメートル・ドテル(給仕長)および、日本のサービス界を牽引するメートル・ドテルによって審査される。試験は客の面前で料理の切り分けや盛り付けを披露する古典的なサービスやテーブルセッティングなど9種目の実技(学生のみ筆記もあり)に渡る。
 そして、「クープ・ジョルジュ・バティスト」第5回世界大会プロの部において、参加14カ国24選手の中から、見事「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」の宮崎辰氏が優勝を遂げた。日本人が優勝するのは同大会において初の快挙だ。
 結果発表、表彰式に続き、同ホテルで一夜限りの豪華なガラディナー「現代のアンフィトリオンたち」も開催され、三ツ星レストラン「レジス・エ・ジャック・マルコン」オーナーシェフ、レジス・マルコン氏と、二ツ星レストラン「ラ・ピラミッド」オーナーシェフ、パトリック・アンリルー氏がこの日のために来日し、最高のメニューを提供。フランスでもトップクラスのメートル・ドテルたち、日本を代表するメートル・ドテルたちに加え、今回のコンクールに出場した各国代表者ら計100名のサービスパーソン、そして22名のソムリエが、磨き抜かれた一流のホスピタリティーでゲストをもてなした。
 世界最高峰のサービスと一流フランス料理が織り成す饗宴を、ゲストたちは心ゆくまで堪能した一夜となった。

●クープ・ジョルジュ・バティスト
http://www.ffcc.jp
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