

心地よい歯科治療への
懸け橋に
全身管理歯科研究会
懸け橋に
全身管理歯科研究会
Photo Tetsuya Toyoda Text Bifue Ushijima
夢見心地のまま治療ができる
「静脈内鎮静法」とは
「静脈内鎮静法」とは
歯の治療に伴う痛みや恐怖心を感じることなく、むしろリラックスして治療を受けられる「静脈内鎮静法(セデーション)」という方法がある。インプラント治療などでの活用が増えている方法で、全身麻酔のように意識がなくなるわけでなく、治療中もウトウトしているような状態。また、呼吸を止めてしまう全身麻酔とは違い、自分自身で呼吸ができるし、治療しながら受け答えすることさえできる。それでいて治療中のことはあまり記憶になく、多くの患者さんが「もう終わったの?」と驚くという。治療時間が短く感じられるという点は、静脈内鎮静法の最大の特徴なのである。