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(左上から)上質な本革を張り込んだ白革のソファ59,800円(新品の販売価格 139,320 円) / 上質な厚革を贅沢に使用したソファブランドL/S Celebのカウチ ソファ270,000円。(新品の販売価格684,720円) / イタリア・カッシーナ社製 ダイニング 7点セット270,000円 / 最高峰の革張りソファブランド「デセデ」 社の5mmの厚革を職人が丹精込めて張り込んだアームチェア左リユース品 298,000円、右新品1,290,000円/ 背もたれや座面が破けたイスも、職人がしっか り修繕すれば新品同様に生まれ変わる / 職人によってクリーニングや丁寧な 修繕をする大塚家具のリユースとは、一般的なリサイクルとは「全く異なる」と 話した大塚久美子社長。

大塚家具が家具の
リユースを本格始動
リユースを本格始動
いい家具を長く使い継ぎ、質の高いライフスタイルを創出
大塚家具は9月8日から、「良質な家具選びに、新たな選択肢を提供する」家具のリユース事業を本格的に始動。10月16日まで買い取り・下取りキャンペーンを全国で実施中だ。同事業について「日本のインテリア業界そのものに好影響を及ぼしたい」と語ったのは、同社代表取締役社長の大塚久美子氏。また同事業は「安心して長く使い続けられる耐久消費財としてのクオリティを備えていること」という創業以来の大塚家具の企業理念と同じであることも強調した。
その大塚家具が考える“リユース"の定義は、現在の日本で一般的なリユースやリサイクルとは少し異なる。キズや汚れのついた中古家具をそのまま安く販売するものではなく、職人によってクリーニングや丁寧な修繕、加工をすることで本来の価値を取り戻したり、高度な技術とアイデアで新たな付加価値をつけたりしてから、店頭に並べるというわけだ。それは、欧米のアンティーク家具やヴィンテージ家具と近しいものである。
また大塚氏は、“新たな市場創出による相乗効果"が出てくると語った。
「良質な家具を買ってからそれを手放すまで、品質の劣化による買い替えに15年かかるとしますと、15年に1回しか家具を買わないことになります。しかしリユースの仕組みがあれば、(結婚や転居など)生活が変わるタイミングで、生活の変化に合わせた家具の買い替えが、例えば5年に1回できるようになります。単純に考えれば、家具業界全体のパイが3倍になるわけです。こうしたリユース家具の循環によって、市場の拡大が現実のものとなっていくと考えています」
気になるリユース家具の価格は、新品での販売価格のおおむね半値以下。例えば、丁寧なクリーニング等によって新品のように見える、世界最高峰の革張りソファブランド、スイス・デセデ社のアームチェアは、129万円が29万8000円という具合。手放す際の抵抗感を解消してくれるとともに、一方で良質な家具を低予算で手に入れることができる。さらに、天然資源や環境の保全、職人の雇用や技術の継承にも貢献できることも重要だ。
家具のユーザーを交代しながら「いい家具を長く使い継ぎ、質の高いライフスタイルを創出する」という大塚家具のリユース事業。将来的には「自動車販売の中古車市場のように、家具販売市場全体の4割を占めたい」と大塚氏は語った。新たな可能性を秘めていそうな同事業に注目したい。
●買取り・下取りキャンペーン
捨てるにはもったいない家具を大塚家具が査定。下記期間なら、買取りの場合、引き取り時に必要になる訪問作業了が無料、IDC商品券で受け取りする場合は買取り価格1.5倍などの特典などがある。買取り・下取りは、最寄り店舗、電話、インターネットで申し込みできる。
期間:10月16日まで
店舗:大塚家具 全店舗(サッポロファクトリーは除く)
TEL0120-307-204
WEB www.idc-otsuka.jp/fair/shitadori/
その大塚家具が考える“リユース"の定義は、現在の日本で一般的なリユースやリサイクルとは少し異なる。キズや汚れのついた中古家具をそのまま安く販売するものではなく、職人によってクリーニングや丁寧な修繕、加工をすることで本来の価値を取り戻したり、高度な技術とアイデアで新たな付加価値をつけたりしてから、店頭に並べるというわけだ。それは、欧米のアンティーク家具やヴィンテージ家具と近しいものである。
また大塚氏は、“新たな市場創出による相乗効果"が出てくると語った。
「良質な家具を買ってからそれを手放すまで、品質の劣化による買い替えに15年かかるとしますと、15年に1回しか家具を買わないことになります。しかしリユースの仕組みがあれば、(結婚や転居など)生活が変わるタイミングで、生活の変化に合わせた家具の買い替えが、例えば5年に1回できるようになります。単純に考えれば、家具業界全体のパイが3倍になるわけです。こうしたリユース家具の循環によって、市場の拡大が現実のものとなっていくと考えています」
気になるリユース家具の価格は、新品での販売価格のおおむね半値以下。例えば、丁寧なクリーニング等によって新品のように見える、世界最高峰の革張りソファブランド、スイス・デセデ社のアームチェアは、129万円が29万8000円という具合。手放す際の抵抗感を解消してくれるとともに、一方で良質な家具を低予算で手に入れることができる。さらに、天然資源や環境の保全、職人の雇用や技術の継承にも貢献できることも重要だ。
家具のユーザーを交代しながら「いい家具を長く使い継ぎ、質の高いライフスタイルを創出する」という大塚家具のリユース事業。将来的には「自動車販売の中古車市場のように、家具販売市場全体の4割を占めたい」と大塚氏は語った。新たな可能性を秘めていそうな同事業に注目したい。
●買取り・下取りキャンペーン
捨てるにはもったいない家具を大塚家具が査定。下記期間なら、買取りの場合、引き取り時に必要になる訪問作業了が無料、IDC商品券で受け取りする場合は買取り価格1.5倍などの特典などがある。買取り・下取りは、最寄り店舗、電話、インターネットで申し込みできる。
期間:10月16日まで
店舗:大塚家具 全店舗(サッポロファクトリーは除く)
TEL0120-307-204
WEB www.idc-otsuka.jp/fair/shitadori/
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