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趣向で選ぶ新作時計
〜Excelsior
Photo Jun Morozumi(JUNO)
Text Fumitoshi Shimura
技術的なノウハウを高め更に上を目指す
手仕上げを免れない機械式時計は、卓越した職人技術に頼っても精度には構造面からして限界がある。それに人それぞれの癖が染み込むものだから使用頻度や使い方で不具合を起こすこともあるし、使い勝手が良くなれば経年劣化する部位が生じるのも至極当たり前だ。ただし他人には傷んでいるように見えても、本人には愛用度の高い証拠だと納得できるのは手作りの温かみがあるからだろう。しかし時代と逆行した機械式時計とはいえ、エンジニアリング・ワークステーションが常に最先端であろうとする現代では、設計やパーツの製造に最新技術を駆使し、他にはない機構や精度、機能にデザインを実現させるブランドこそ次代の時計界を牽引していくはずだ。

●A.ランゲ&ゾーネ「カバレット・トゥールビヨン」
●クレドール「ノード叡智キャリバー7R08」
●カール F. ブヘラ「パトラビ トラベルテック 4X」
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