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IDC大塚家具が「逸品展」を開催
(左)香川漆器の伝統工芸士、佐々木宏氏により生み出された丸箱。器胎(キタイ)と呼ばれる器物の素地は、石膏で作った型に5ミリ程の厚みの麻布を貼り重ねた乾漆という技法を用いている。特殊な刃で彫りを入れ、青漆で色埋めをしている。小物入れ「乾漆蒟醤丸箱 貝 静穏漆」 直径270×高さ85mm、1,485,000円。
(右)18世紀後半に作られたものと推測されるビューロー。天板に使われている「蟻継ぎ」と呼ばれる高い強度を誇る接合方法を全体構造に使用していることからも職人の強いこだわりが感じられる逸品。ビューロー 幅920×奥行き510×高さ1000mm、4,104,000円。
日本の伝統工芸品から世界の名品まで
希少な品々を集めて
海外25カ国157社、国内293社から選りすぐった約7万種類以上のインテリアを取りそろえるIDC大塚家具。こうしたネットワークを生かして、「日本の伝統×世界の逸品」をテーマに6月8日から6月22日の期間限定で「逸品展」を有明本社ショールームで開催する。一般には公開されない特別な品々を展示販売するこの機会に、“一期一会の逸品"との出合いを楽しんではいかがだろうか。
日本の伝統工芸品では、香川漆芸の技によって生まれた芸術作品や美しい家具、山形緞通や高岡銅器といった名品を多彩に取りそろえる。まさに“日本の美意識"が集約された日本の伝統工芸の技と粋を堪能できる。
そして、世界の逸品としては、金具、構造、塗装の風合いから18世紀後半に作られたものだと推測できるイングリッシュオーク材のビューロー。無垢の真鍮で作られたスワンネックというデザインの金具や丸型のナットなど当時のままの状態を残している。このほか、「リヤドロ」のハイポーセリンの芸術作品やペルシャ絨毯などの希少な品々を始め、有名ブランドが手掛ける名作家具など約100品目を取りそろえる。
こうした代々受け継がれるにふさわしい逸品や、伝統と革新により生み出される名品の数々との特別な出合いを見つけてほしい。

■開催概要
IDC大塚家具「逸品展」
会期:6月8日(水)〜6月22日(水)
会場:IDC大塚家具 有明本社ショールーム 特別展示場
(東京都江東区有明3-6-11 東京ファッションタウンビル 東館)
営業時間:10:30〜19:00
申込方法:www.idc-otsuka.jp/form/rarecollection20160527.php
専用サイト:www.idc-otsuka.jp/fair/ippin/
TEL03-5530-5555
1938年の創業以来、伝統のスタイルを守り続ける英国屈指のソファブランド「デュレスタ」。そのクオリティーの高さでロイヤルファミリーや数々の著名人に愛用されている。この「トラファルガー」は、ゆったりとしたサイズ感と、鮮やかな色使いが印象的な美しいファブリックが魅力。ソファ「トラファルガー」幅2230×奥行き1090×高さ930mm、1,280,000円。
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