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デンマークの首都コペンハーゲンにあるホテル・アレキサンドラも1997年にグリーンキーを取得。連泊する宿泊客がシーツやタオルの交換を希望しない場合はホテル内のレストランの食事券を提供するなど、独自の試みが好評を得ている。
環境に関する約80の認証審査のクリアが必要
では、どのような宿泊施設がグリーンキーの認証を取得できるのだろうか? その基準は12分野約80にわたる必須項目と約20の任意項目があり、それらは以下の5つのポイントにわけられる。
1.一般的に見て環境に配慮された施設である
2.環境負荷について把握して、それを軽減しようとしている
3.組織のすべての人間が係わって、すべての事業活動にわたって環境保全に取り組んでいる
4.継続的に環境保全の取り組みを推進できるようなマネージメントシステムをもっている
5.ステークホルダーとの良好な関係の下にある
このように、その施設が実際に環境に配慮しているという“質”と、組織として継続的に環境対策に取り組んでいるという“マネージメント”の両面で行われており、宿泊施設が認証の取得に取り組むこと自体が有効な環境対策となりえるのだ。もちろん、グリーンキー未取得の宿泊施設でも環境対策を行っているところは多数あるが、日本でもグリーンキー取得が活発化すれば、ユーザーが宿泊施設を選ぶ際のわかりやすい指標となっていくであろう。
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