本稿が読者の方々の目に留まる頃には、毎年恒例のごとく投資家の間で高配当利回りが期待できる3月本決算銘柄を選び出し、頃合いを見計らって実際に投資する動きが盛んになり始めていることであろう。その際、この日経高配当株50を構成する銘柄を一つの参考にするのも一法であると思われる。構成銘柄については、前記の日経平均プロフィル内専用ページにて確認できる。
同指数との連動を目指すETFの人気が高まれば、それだけ同指数を構成する各銘柄の株価にも上値余地が生じやすい。高めの利回りが期待できるだけに、個人投資家だけではなく大手や地方の金融機関などからのニーズも相当に高いと見ていいだろう。それは、たとえば地方銀行であったり大手・中堅生保であったり、あるいは「かんぽ生命」であったりする可能性もある。
これまでのところ、かんぽ生命が有する総資産に占める国内株式の比率は生保各社に比べてかなり低く、今後はその比率を高めていく可能性が高いと見られている。もともと資産の規模が膨大であるだけに、結果として株式市場に与えるインパクトも相応に大きいだろう。まして、その運用の性格上、業績好調でなおかつ高めの配当利回りが期待できる銘柄への関心も相当に強いものと思われる。
同指数との連動を目指すETFの人気が高まれば、それだけ同指数を構成する各銘柄の株価にも上値余地が生じやすい。高めの利回りが期待できるだけに、個人投資家だけではなく大手や地方の金融機関などからのニーズも相当に高いと見ていいだろう。それは、たとえば地方銀行であったり大手・中堅生保であったり、あるいは「かんぽ生命」であったりする可能性もある。
これまでのところ、かんぽ生命が有する総資産に占める国内株式の比率は生保各社に比べてかなり低く、今後はその比率を高めていく可能性が高いと見られている。もともと資産の規模が膨大であるだけに、結果として株式市場に与えるインパクトも相応に大きいだろう。まして、その運用の性格上、業績好調でなおかつ高めの配当利回りが期待できる銘柄への関心も相当に強いものと思われる。

たじま・ともたろう 金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。tomotaro-t.jimdo.com