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(左)町の中央に位置する宿坊「普賢院」の「摩尼殿」。平成11年に仏舎利(釈迦の遺骨)が請来したのを機に建立した。地下には「光明心殿」があり、円筒を回すことで経典を唱えるのと同じ功徳が得られるというチベットの摩尼車(まにぐるま)もある。(中上)光明心殿の中央に置かれる仏舎利。(中下)本堂での写経体験も可能だ。一心不乱に般若心経を写すことで、心を無にすることができる。リフレッシュ効果もありそう。(右)季節の花々も楽しめる庭もある普賢院は、”なごみの心” をそっと与えてくれるような温かみのある宿坊。町の中央に位置するため、滞在の拠点としてとても便利だ。
魂を癒してくれる宿坊へ泊まる
もともと僧侶が宿泊するための施設であったという宿坊。それが次第に、弘法大師を慕う信徒にも門戸が開かれ、いつしか聖地を巡礼する人々も泊まるようになったという。
現在、117カ寺のうち宿坊は52カ寺。それぞれが深い歴史をもち、建築、庭園、調度品など、文化遺産をそのまま宿泊空間に取り入れており、宿泊客も歴史ある素晴らしい文化財に触れることができる。
さらに宿坊に泊まる醍醐味としては、早朝の勤行、写経や阿字観(一部の宿坊)などに参加できること。もちろん、塗りのお膳で贅沢に供される宿坊自慢の精進料理も魅力的だ。ここに滞在するだけで、自然に体内のリズムが整っていく実感できるだろう。加えて、霊山のパワーを全身で感じることで、心身に平穏もおとずれるはず。こういった日常を離れた時間こそ、魂が癒される、至福の瞬間といえそうだ。
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