
神戸の中心地を通るトアロードに佇むシンボリックな外観のカミネ。店内には優美な宝飾品や名門ブランドのタイムピースが秀麗に並ぶ。

愛しき時計店―
カミネ トアロード店
カミネ トアロード店
Text Fumitoshi Shimura
名店が仕掛けた展開は次代の店にあるべき姿
港町神戸の旧居留地と神戸外国倶楽部を南北に結ぶ通りはトアロードと呼ばれている。1872年頃に神戸の山手地区と外国人居留地を結ぶ道路として整備された歴史を持つが、当時は東亜ロードと称され、その名はこの筋の北端にある神戸外国倶楽部の場所にもともと存在していた東亜ホテルに由来する。
この神戸のメーンストリートとして地元の人々や観光客にも馴染みのあるトアロードに名店カミネは本店を構える。1906年に創業した同店は、老舗を感じさせる手厚い接客と目利きらしい品揃えが評判となり、今日では各地から仕事や観光に合わせて訪れる人が増えているという。また同店の特徴は、高級サロンを思わせる元町店や若い世代に人気の高いブランドを揃えたさんプラザ店を含めて3店舗を展開しており、スイス製の高級機械式時計をはじめ宝飾系やスポーツタイプなど、各店のあらゆるジャンルの腕時計をゆっくりと市内散策に合わせて見て回ることもできる。
この神戸のメーンストリートとして地元の人々や観光客にも馴染みのあるトアロードに名店カミネは本店を構える。1906年に創業した同店は、老舗を感じさせる手厚い接客と目利きらしい品揃えが評判となり、今日では各地から仕事や観光に合わせて訪れる人が増えているという。また同店の特徴は、高級サロンを思わせる元町店や若い世代に人気の高いブランドを揃えたさんプラザ店を含めて3店舗を展開しており、スイス製の高級機械式時計をはじめ宝飾系やスポーツタイプなど、各店のあらゆるジャンルの腕時計をゆっくりと市内散策に合わせて見て回ることもできる。