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Montana State University提供
発見者であるストローベール博士は、この発見に「腕の産毛が全て逆立つ」ほどの衝撃を受けたそうだが、現時点では実用化の可能性についてはまだまだ未知数。しかし、この真菌の研究を続けているストローベール博士の息子、スコット・ストローベール博士は、いま私たちが使っている原油の一部も、同じような真菌から生成されたバイオ燃料である可能性があると考えているようだ。
 この無限の可能性を秘めた真菌が発見されたのは、「ulmo」と呼ばれる古代植物の中。奇しくも伐採によって絶滅の危機にさらされている品種でもある。地球が生んだ貴重な能力をこれ以上失わないためにも、環境への配慮を進めつつ、ストローベール親子の研究が大きな実を結ぶのを祈りたい。

●Gary Strobel博士公式サイト(英語)
http://plantsciences.montana.edu/facultyorstaff/faculty/strobel/
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