
Thierry Fritsch
ティエリー・フリッチ
1955年フランス・アルザス地方コルマール生まれ。1980年ESSEC卒業後、プロクター&ギャンブルの営業主任を経てプロダクトマネジャーに就任。1985年からカルティエのマーケティングディレクターやマネージングディレクターを務める。1994年からクリストフルのグループマネージングディレクター、2000年には同社代表取締役に就任。2001年からショーメ・パリ代表取締役社長。
ティエリー・フリッチ
1955年フランス・アルザス地方コルマール生まれ。1980年ESSEC卒業後、プロクター&ギャンブルの営業主任を経てプロダクトマネジャーに就任。1985年からカルティエのマーケティングディレクターやマネージングディレクターを務める。1994年からクリストフルのグループマネージングディレクター、2000年には同社代表取締役に就任。2001年からショーメ・パリ代表取締役社長。
ショーメは、ジュエリーとウオッチしか手掛けない。香水もなければ革製品も作らない。純粋なジュエリーと、ジュエリーに共鳴するウオッチのみを製作し続けている。ジュエラーとしての強いプライドを持つショーメにとって、ウオッチとは、時間を知らせる実用的なオブジェである以前に、類いまれな美しさを備えた芸術オブジェなのだ。
「ウオッチとジュエリーは同じスタンスを持っています。肌や心を感動させる、とても親密なもの。我々は愛をつかさどる“メティエ・ダムール"を手掛けているのです」
顧客との親密な関係作りには、信頼が何よりも大切だ。その歴史、扱う石のクオリティー、卓越したデザインなどに加え、ショーメは倫理を自らに課し、高い顧客評価を得ている。責任を持った倫理的行動や社会活動、人権尊重を宣言するRJC認証を掲げ、紛争地域で産出されたダイヤモンド原石の流通を阻止するキンバリープロセスにも賛同。また、ここ数年来生存数が激減しているミツバチの保護にも取り組んでいる。
ショーメの輝かしい歴史のページをさらに増やすべく、精力的に活動を行うフリッチ氏。オフタイムはどう過ごすのだろうか?
「海釣りが趣味です。船で大西洋に出て、スズキを釣ります。釣ったスズキは、一番の大物だけを持ち帰り、残りは海に戻します。次は、もっと大きくなってから私の針に引っかかってくれよ、とキスしながら(笑)。持ち帰ったスズキは、自分で調理。料理も好きなのです。日本人の友人が一緒のときは、彼がサシミに下ろしてくれて、これがまた絶品。ああ、日本にまた早く行きたいですね」
「ウオッチとジュエリーは同じスタンスを持っています。肌や心を感動させる、とても親密なもの。我々は愛をつかさどる“メティエ・ダムール"を手掛けているのです」
顧客との親密な関係作りには、信頼が何よりも大切だ。その歴史、扱う石のクオリティー、卓越したデザインなどに加え、ショーメは倫理を自らに課し、高い顧客評価を得ている。責任を持った倫理的行動や社会活動、人権尊重を宣言するRJC認証を掲げ、紛争地域で産出されたダイヤモンド原石の流通を阻止するキンバリープロセスにも賛同。また、ここ数年来生存数が激減しているミツバチの保護にも取り組んでいる。
ショーメの輝かしい歴史のページをさらに増やすべく、精力的に活動を行うフリッチ氏。オフタイムはどう過ごすのだろうか?
「海釣りが趣味です。船で大西洋に出て、スズキを釣ります。釣ったスズキは、一番の大物だけを持ち帰り、残りは海に戻します。次は、もっと大きくなってから私の針に引っかかってくれよ、とキスしながら(笑)。持ち帰ったスズキは、自分で調理。料理も好きなのです。日本人の友人が一緒のときは、彼がサシミに下ろしてくれて、これがまた絶品。ああ、日本にまた早く行きたいですね」