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(左)穏やかに水を湛える川沿いに並ぶ客室。夕刻は水面に行灯の光がやさしく揺らめく。(右)木立に囲まれた客室。ゆっくりと流れる時間を楽しめるよう、あえてテレビを置いていない。
谷間に宿る極上の寛ぎ
星のや 軽井沢
Text Rie Nakajima
幻想的な谷あいの集落で、ゆるやかに刻まれる特別なひととき
穏やかな川が流れる、自然豊かな谷間に位置する「星のや 軽井沢」。「日本が西洋化せずに、独自の文化を発展させていたら」という発想のもと、土地の文化や生態系を大切にしながら、近代化を遂げた集落の姿を再現した温泉旅館である。木々の緑の間に点在する離れ家風の客室、心地よく響く水の音。自然を身近に感じながら、川に架けられた小橋を渡って歩く。人々は、車一台がやっと通れる細い山道を抜けてこの集落を訪れる。ここはまさに、外界から隔絶された空間に、もうひとつの日本の在り方を提唱する、谷の別世界なのである。
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