


技術だけでなく、動きながら
スマートに弾く“三味線娘”
スマートに弾く“三味線娘”
連長の岡さんが「あんちゃん」と親しみを込めて呼ぶのが、娯茶平の三味線奏者の安藤正会さん。娯茶平には、年間120本以上の公演の依頼がある。国内外の遠征には、娯茶平のお囃子の要である三味線の安藤さんがいつも一緒だ。
大学在学中には、阿波よしこの第一人者、お鯉(本名・多田小餘綾)さんに弟子入りし、毎日3時間の稽古に励んだ。
娯茶平では異例の若さ、23歳で三味線のリーダーに抜擢。実は娯茶平では最初から三味線が〝花形〞だったわけではなかった。
「三味線といえば、長年踊り手をやっていたけれど、年をとって、ひざや腰が痛かったりして、踊れなくなった人が奏者になることが多かったんです。
私が幼い頃から三味線を弾いていたこともあって、ぜひ若い人に三味線をやってもらいたいと思うようになりました。
鳴り物も先頭でバリバリ弾けば、こんなに格好いいんだということを知ってもらいたくて、2001年に〝三味線娘〞をつくりました」
大学在学中には、阿波よしこの第一人者、お鯉(本名・多田小餘綾)さんに弟子入りし、毎日3時間の稽古に励んだ。
娯茶平では異例の若さ、23歳で三味線のリーダーに抜擢。実は娯茶平では最初から三味線が〝花形〞だったわけではなかった。
「三味線といえば、長年踊り手をやっていたけれど、年をとって、ひざや腰が痛かったりして、踊れなくなった人が奏者になることが多かったんです。
私が幼い頃から三味線を弾いていたこともあって、ぜひ若い人に三味線をやってもらいたいと思うようになりました。
鳴り物も先頭でバリバリ弾けば、こんなに格好いいんだということを知ってもらいたくて、2001年に〝三味線娘〞をつくりました」