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岡さんの軽やかでゆったりとした、どこにも力みのない動きは、舞っているといってもいいほどに淀みがない。ある武道家によれば、古武術の“浮き身"と“沈身"を使って踊っているのだという。

 現在、娯茶平は400人以上が所属する、徳島県一の大所帯。そのうちの約100人が鳴り物を演奏している。

『三味線娘』や『赤笛隊』をつくって、他の連ではありえない人数で、三味線と笛がしっかりと聞こえるお囃子にこだわる。

 だから娯茶平が踊る時は、先に鳴り物が入って、後から踊り手が出て行く。
「この舞台構成も娯茶平だけだね。それでお囃子と踊りが一体化して、より“情感ある"踊りになるんよ」

 常に岡さんは、「しっかりタメをつくって、間を取った、情がある踊りとお囃子を極めろ」と指導している。
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