
(左から)花園万頭の「ぬれ甘なつと壹桜」1050円と「さくら万頭」各1個189円、麻布青野の「春の干菓子」735円、「桜饅頭」1,680円。翠江堂の「裏ざくら」262円、「吉野山」231円、「花ごよみ」241円。
和菓子で感じる春のうつろい
和菓子は、見た目の美しさを最も追求される菓子。和菓子で季節のうつろいを感じられるものは多く、春は桜、菜の花、梅などが菓子職人の手から次々に生まれている。
1834年に金沢で創業。昭和5年に新宿に移り伝統の味を守り続けている『花園万頭』では、小さなピンクの桜最中皮に好みの量を盛り付ける「ぬれ甘なつと壹桜」と、桜花の塩漬けをのせた「さくら万頭」を販売。花見のおもたせとして、適した菓子だ。
1856年創業の老舗『麻布青野』の「春の干菓子」は讃岐産の和三盆糖の打ち菓子ほか、ピンクや白のこんぺい糖が箱いっぱいに広がっている菓子。『翠江堂』の「裏ざくら」は桜の木を下から見上げた様子を表現した練切。「花ごよみ」は、白梅・なでしこ・桜など春の花をあしらった草求肥を今年も発売している。「吉野山」は大和芋を使用した、こしあんの薯蕷饅頭。
今年の桜の開花は例年より少し早め。限りある美しさの象徴として例えられる桜をはじめ、日本の四季を目で舌で味わってみてはいかがだろう。
●花園万頭 TEL03-3352-4651 http://www.tokyo-hanaman.co.jp/
●麻布青野 TEL03-3404-0020 http://www.azabu-aono.com/
●翠江堂 TEL03-3551-5728 http://katoshun.com/suikodo/
1834年に金沢で創業。昭和5年に新宿に移り伝統の味を守り続けている『花園万頭』では、小さなピンクの桜最中皮に好みの量を盛り付ける「ぬれ甘なつと壹桜」と、桜花の塩漬けをのせた「さくら万頭」を販売。花見のおもたせとして、適した菓子だ。
1856年創業の老舗『麻布青野』の「春の干菓子」は讃岐産の和三盆糖の打ち菓子ほか、ピンクや白のこんぺい糖が箱いっぱいに広がっている菓子。『翠江堂』の「裏ざくら」は桜の木を下から見上げた様子を表現した練切。「花ごよみ」は、白梅・なでしこ・桜など春の花をあしらった草求肥を今年も発売している。「吉野山」は大和芋を使用した、こしあんの薯蕷饅頭。
今年の桜の開花は例年より少し早め。限りある美しさの象徴として例えられる桜をはじめ、日本の四季を目で舌で味わってみてはいかがだろう。
●花園万頭 TEL03-3352-4651 http://www.tokyo-hanaman.co.jp/
●麻布青野 TEL03-3404-0020 http://www.azabu-aono.com/
●翠江堂 TEL03-3551-5728 http://katoshun.com/suikodo/