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世界で最も予約の取れない店を作った男
21世紀の料理界に革命を起こし、世界中に衝撃を与えたフェラン・アドリア。彼がスペインで行っているように、「アトリエ」と呼ばれる施設で、さながら実験を行うように新しい料理が誕生していく様を、デモンストレーションでも披露した。
「2002年に初来日したとき、日本料理には大きな衝撃を受けた。それから少しずつ、自分の料理にも日本から受けた影響が出て、ガリシア地方で取れた海草を酢であえたり、チャービルを抹茶のように煮立ててお茶を作ったりするようになった」。
 彼が日本でみつけたもので面白いのが「オブラート」。クラッカーがわりにオブラートでディップを包みカナッペにするという発想が何ともユニークだ。実演した「東京の黄身のニョッキ」は、卵黄を乳化させて作ったニョッキ、ヨーグルトの乳清と鰹ダシを合わせたゼリーを白身に見たてるという不思議な一品だった。
(左から)スペイン「エル・ブリ」のフェラン・アドリア。講演で披露した料理「東京の黄身のニョッキ」。
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