
公式に利用するためのエレガントさと温かい雰囲気を重視した1階のオフィシャルリビング(左)。白を基調としたキッチン(右)。
広さの中にも家族同士が触れ合う家
音楽や美術、家具を配して人を迎え入れ、寛ぎの中にも一種の敬意を払うべき空間として存在するオフィシャルリビング。重厚な暖炉と数々の楽器の並ぶそのリビングからの吹き抜け構造とした2階の図書室。毎日の就寝前には家族全員が揃ってひと時のおしゃべりを楽しむ寝室。訪れる人にも大人気の可愛らしいプールとテラス。奥様のリクエストにより一室設けられた琉球畳の和室は、和風と洋風のニ重扉を備え、洋風の邸にもしっくり溶け込んでいる。すべての部屋にはゆったりとした広さが備わり、開放感に満ちて、家族それぞれがお気に入りの場所で寛ぐことができる家。それでいて、常に互いの気配を感じることのできる家となった。心からホッとできる。それでいてとてもワクワクする。家族の皆が、この家から元気をもらっているのですとOさんは言う。