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(左)作曲家、編曲家、音楽プロデューサーとして、マルチに活躍する千住明さんは、今年、活動25周年を迎えた。(右)明さんの妹である千住真理子さんは、世界的に活躍するヴァイオリニスト。今年、デビュー35周年を迎えた。
千住明&千住真理子 清水の舞台 月夜の調べ
メインプログラムである千住明さんと真理子さんによる奉納コンサートは、神聖な空気に満ちた清水の舞台をステージに、音羽の滝の心地よい水音と、音羽山の精霊たちの存在を感じながら、幻想的な雰囲気の中スタート。今回、「清水の舞台 月夜の調べ」をテーマに、明さんがこの日のためにアレンジした曲も演奏された。
 まず、真理子さんがピアニストの山洞智さんと登場し、バッハの「G線上のアリア」や、ショパンの「夜想曲第2番」など、誰もが一度は耳にしたことのあるクラシックの名曲を演奏。曲の詳しい解説や、曲の思い出などのトークを交えながら、より楽曲を楽しませてくれた。
 明さんは、京都市交響楽団のメンバーを中心とした アンサンブル構成で登場。アサヒスーパードライのCM曲「Dry&Wet」や、NHK大河ドラマ「風林火山」メインテーマ、「祇園小唄」など4曲を披露。
 最後は、明さんと真理子さんの兄妹コラボレート。「二人揃って同じ舞台に立つのは数年ぶり。しかも清水寺という特別な場所での共演できるのは、光栄です」と改めて挨拶し、NHK連続テレビ小説「ほんまもん」よりメインテーマ「君を信じて」など2曲を、明さんがこの日のために編曲した特別バージョンで演奏された。清水の舞台という神聖な場所で、千住兄妹が奏でる音楽に酔いしれる月夜となった。
二人そろって記念すべき年となった千住兄妹。二人でステージに立つと、息の合った見事な演奏を披露してくれた。
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