

(上)「嘉蓮(カレン)」150×150cm
(下)「詠蓮(エイレン)」150×150cm
(下)「詠蓮(エイレン)」150×150cm

鮮烈なる美の宇宙―
チェン・ジャン・ホン展
チェン・ジャン・ホン展
東洋と西洋、伝統と革新の融合
ヨーロッパや中東、そして中国。近年、世界中のコレクターや実業家から熱い注目を集めているアーティストがいる。パリ在住の中国人画家、チェン・ジャン・ホン。中国の墨絵と西洋の油彩を融合させるというまったく新しい技法をうみだし、現代画壇に圧倒的な存在感を放つ新進気鋭の画家である。モチーフは主に蓮や竹など、チャン自身が生まれ育った中国の自然を扱ったもの。生命の持つ躍動感や情熱、あるいは静謐さ、あるいは東洋的な神秘。その作品を前に、人はさまざまな情景を思い起こす。型にはまらない斬新さが、コレクターに限らず実業家や文化人 、芸術家など幅広いファンにインスピレーションを与えているのだ。昨年秋、パリのギャルリーためながで開催された個展では、新作を待ち構えていたファンが世界各国から訪れ、出品作30点のほとんどを販売するという成功を収めた。1月、その個展がついに日本でも開催される。


(上)「篁(コウ)」150×150cm
(下)「欣蓮(キンレン)」180×180cm
(下)「欣蓮(キンレン)」180×180cm