
ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト 代表取締役CEO・鶴岡秀子氏(右)とWEB-NILE編集長・青山俊夫。

The Birth of
“LEGEND HOTELS”
Vol.2
“LEGEND HOTELS”
Vol.2
Photo TONY TANIUCHI
Text Junko Chiba
Text Junko Chiba
ホテルが発信する「新しい社会貢献のあり方」
「商品をつくる前にお客様をつくる」ことから動き出した、千葉・房総に2012年オープン予定のレジェンドクリフホテル。多くの投資家の心を動かしたのは、このホテルビジネスが核に据えた「新しい社会貢献のあり方」だろう。CEO鶴岡秀子氏が描き出すその社会貢献とはどんなものなのか。WEB-NILE編集長・青山俊夫が斬りこむ。
青山 関わる人すべての行動が社会貢献に繋がる仕組みを持つホテルだと伺いました。鶴岡さんは従来型のチャリティからどういうパラダイムシフトを起こそうとしているのでしょうか。
鶴岡 一番の特徴は、3千坪の敷地にある10のヴィラを所有していただく建物オーナーたちが継続的・自動的にチャリティしていける仕組みにあります。たとえば軽井沢に別荘を購入しても、その後は維持・管理にお金が出ていく一方ですよね? でもレジェンドホテルは、運営・管理会社である私どもがオーナーから建物を賃借するシステム。建物オーナーが最優先で別荘を利用され、それ以外は一般の方が利用するホテルとして運営します。購入後、オーナーには賃料としてのポイントと、お約束した以上の稼働率があった時の配当としてのボーナスポイントが付与されます。そのポイントでホテル内の宿泊や飲食、スパ等のサービスをご利用いただき使い切れなかった分はキャッシュ化する。その中で私どもは「配当の一部をチャリティにしませんか」とご提案させていただきます。現実問題、チャリティしたい気持ちはあっても、さまざまな事情から毎年ポケットマネーで続けていくのは難しい。でも、受け取る配当の一部を放棄することなら継続できますよね。
青山 関わる人すべての行動が社会貢献に繋がる仕組みを持つホテルだと伺いました。鶴岡さんは従来型のチャリティからどういうパラダイムシフトを起こそうとしているのでしょうか。
鶴岡 一番の特徴は、3千坪の敷地にある10のヴィラを所有していただく建物オーナーたちが継続的・自動的にチャリティしていける仕組みにあります。たとえば軽井沢に別荘を購入しても、その後は維持・管理にお金が出ていく一方ですよね? でもレジェンドホテルは、運営・管理会社である私どもがオーナーから建物を賃借するシステム。建物オーナーが最優先で別荘を利用され、それ以外は一般の方が利用するホテルとして運営します。購入後、オーナーには賃料としてのポイントと、お約束した以上の稼働率があった時の配当としてのボーナスポイントが付与されます。そのポイントでホテル内の宿泊や飲食、スパ等のサービスをご利用いただき使い切れなかった分はキャッシュ化する。その中で私どもは「配当の一部をチャリティにしませんか」とご提案させていただきます。現実問題、チャリティしたい気持ちはあっても、さまざまな事情から毎年ポケットマネーで続けていくのは難しい。でも、受け取る配当の一部を放棄することなら継続できますよね。
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