



日本を代表するパティシエが始めて試みたファッションブランドとのコラボ。
(左から)高木康政氏「オリエンタル」、白鳥裕一氏「コンフィズリー」、辻口博啓氏「Tsujiguchism」、神田広達氏「自然=ナチュール」。
(左から)高木康政氏「オリエンタル」、白鳥裕一氏「コンフィズリー」、辻口博啓氏「Tsujiguchism」、神田広達氏「自然=ナチュール」。
スイーツとファッションの融合
「大人のためのファンタジー」をコンセプトに、スイーツの新たな魅力を世界へ向けて発信した「Tokyo Sweets Collection 2008」。観客はインパクトのあるショーを鑑賞しながら、イベント限定スイーツを味わった。ステージで発表された作品は12品。「ラ メゾン ドゥ タカギ」の高木康政氏は「オリエンタル」をテーマに、マドレーヌと砂糖で出来たコブラのヘッドドレスなどエキゾチックな作品を披露し、観客を魅了した。マカロンを帽子に見立て、キャラメルをバックに仕立てた「コンフィズリー」は、フランス菓子「キャトーズ・ジュイエ」の白鳥裕一氏の作品。大きなマカロンの帽子は、重さで押し潰されないよう、固く焼き上げたスポンジ生地に空洞を作るなど、工夫を施しつつもキュートさを追及した。分野を超えたコラボレーションは作り手にとっても初めての経験。パティシエたちは「試行錯誤したが、いい刺激になった」と心を躍らせていた。