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(左)4箇所でサンプリングすることで、響板の響きを面で捉えている。(右)スピーカーをサンプリングとほぼ同じ位置に配置。この存在を堂々と主張するスピーカーデザインがグッドデザイン賞受賞につながった。 ※ともに「N3」モデル
最新テクノロジーと機能美デザインの融合
アバングランドは、グランドピアノのクオリティを実現するために、様々な新開発の専用テクノロジーを搭載している。最大の特長は、グランドピアノのアクションを大胆にもそのまま採用していること。鍵盤機構のほとんどがグランドピアノと同じなので、スムースでリアルな弾き心地を実現。アバングランドが、“電子ピアノ"でなく“ハイブリッドピアノ"といわれる所以だ。同様に専用グランドピアノペダルも開発、グランドピアノならではの繊細なペダルの操作感が味わえる。また、サンプリングの方法もまったく新しいアプローチを採用。従来のステレオサンプリングの右、左に加えてセンター、リアの4箇所の最適なポジションでサンプリングすることで、響版の響きを点ではなく面で捉え、原音をほぼそのまま再現することを可能にした。
 アバングランドの評価すべき点は機能にとどまらない。先日発表された2009年度のグッドデザイン賞で、フラッグシップモデルの「N3」、コンパクトモデルの「N2」がダブル受賞の快挙を成し遂げた。N3はスピーカーを積極的に見せるデザインの採用が新しい機能美を生み出している点、N2は鍵盤まわりを奏者の視点でグランドピアノらしくデザインされている点が高く評価されたという。
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