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マネックスが提案する「ディストレスト投資」
Photo TONY TANIUCHI Text Haruka Chiba
本来の価値より著しく安い資産に着目
現在の市場環境では、多くの投資家の方が「魅力的な投資対象を見出しにくい」と感じていることでしょう。実際、日本をはじめとする先進諸国は成長率が落ちてきており、金利も低い水準にあるため、株式や債券への投資によって高いリターンを得ることは望みにくいと言えます。一方、今後の経済成長が見込めるアジアや中南米諸国などの新興国市場は、法整備の遅れや流動性の低さといった問題が存在し、市場も未成熟でボラティリティ(資産価格変動率)が高くなる傾向があります。それゆえ、新興国の株式や債券以外の投資対象も探したいものです。
 そこで今、注目したいのがディストレスト資産への投資です。ディストレスト資産とは、破綻(破綻懸念)企業の株式や債権(債券やローン)などを指します。こうした資産は本来的な価格に対して著しく安い状態となっているケースがあり、再建による価格回復や残余財産価値に着目してその価格ギャップを取りに行く運用が可能。特殊な環境下にあるために下落した資産が正常な価格に戻る過程に着目すれば、先進諸国でも新興国なみのリターンが期待できる――それが、ディストレスト資産への投資なのです。
「たとえば、一般的に会社更生法や米国連邦破産法第11条(チャプターイレブン)が適用された場合、その企業の社債は取引価格が急落します。確かに会社が清算されれば社債の価値はゼロになりますが、事業再建の過程で債務整理などが行われるなか、社債の価格が戻ってくるケースも多いのです」
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マネックス証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、(社)金融先物取引業協会
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