
田嶋智太郎(たじま・ともたろう)
http://www.e-minamiaoyama.com
経済ジャーナリスト。金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。新著に『はじめてのFX「儲け」のコツ』(アルケミックス刊)がある。
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経済ジャーナリスト。金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。新著に『はじめてのFX「儲け」のコツ』(アルケミックス刊)がある。
たとえば、一時的にも高止まりしていたVIX指数がスルスルと低下してきたような場合には、豪ドルが買われやすくなる。そこで気になるのが、いま足下で警戒され始めている「ドバイ・ショック」の影響だ。
いまとなっては「砂上の楼閣」とも言われるドバイの繁栄とバブル、そしてバブルの崩壊…カギを握るのはドバイの後ろ盾であるアブダビの出方であり、とりあえずアブダビ政府は支援に乗り指す用意があることを示唆している。ただ、必ずしも全面支援というわけには行かず、ともするとドバイの禍が他の新興国に対する資金の流れを鈍らせる可能性も否定できない。そのような状況に対して純粋に反応しやすいのも豪ドルである。(2009.11.30)
いまとなっては「砂上の楼閣」とも言われるドバイの繁栄とバブル、そしてバブルの崩壊…カギを握るのはドバイの後ろ盾であるアブダビの出方であり、とりあえずアブダビ政府は支援に乗り指す用意があることを示唆している。ただ、必ずしも全面支援というわけには行かず、ともするとドバイの禍が他の新興国に対する資金の流れを鈍らせる可能性も否定できない。そのような状況に対して純粋に反応しやすいのも豪ドルである。(2009.11.30)