
田嶋智太郎的「豪ドル相場の動きに見る世界景気」
Text Tomotaro Tajima

原油や金などの資源価格が上昇すると、ドルが売られやすくなる一方で、いわゆる資源国通貨が全般に買われやすくなることはよく知られている。なかでも、とくに人気を集めやすいのが豪ドル。
周知のとおり、豪州は金、鉄、銅、アルミニウム、レア・メタルなど豊富な金属資源の輸出大国であると同時に、ウラン、石炭、天然ガスなどエネルギー資源の輸出大国でもあり、さらに牛肉や小麦など農畜産物=食糧資源も豊富な総合資源大国と言える。結果、豪ドルの値動きには商品価格指数との強い連動性が認められる。
周知のとおり、豪州は金、鉄、銅、アルミニウム、レア・メタルなど豊富な金属資源の輸出大国であると同時に、ウラン、石炭、天然ガスなどエネルギー資源の輸出大国でもあり、さらに牛肉や小麦など農畜産物=食糧資源も豊富な総合資源大国と言える。結果、豪ドルの値動きには商品価格指数との強い連動性が認められる。