
田嶋智太郎(たじま・ともたろう)
http://www.e-minamiaoyama.com
経済ジャーナリスト。金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。新著に『はじめてのFX「儲け」のコツ』(アルケミックス刊)がある。
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経済ジャーナリスト。金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産形成まで、幅広い範囲を分析、研究。講演会、セミナー、テレビ出演でも活躍。新著に『はじめてのFX「儲け」のコツ』(アルケミックス刊)がある。
「中国の金融緩和は終了する=株価が調整を入れる可能性があるのはいつか?」──それは、インフレの兆候が継続して見られるようになるときであり、その意味では実質GDP成長率の前年比が高く出ると見られる「2010年の前半」というのが、一つのタイミングとなろう。また、中国にとっては前年比マイナスが続いている「輸出」が本格的に回復してくることも極めて重要。つまり、欧米諸国の景気回復が本格化してくる時期こそが「金融の正常化」を進めやすい時期ということにもなろう。長い目で見れば、最も有望な投資対象の一つと言える中国株。ことに、昨年末のように一時的にも十分な調整を入れた時の中国株は魅力である。(2009.10.16)